「オンネリとアンネリのおうち」
というフィンランドの映画を見た。
絵本の世界みたいでとっても可愛い。
色も言葉も、ストーリーも。
二人の仲良しの女の子が主人公。
ひとりは、両親が離婚していて
もうひとりは、子沢山の家族の一員。
どちらも親にあまり構われずに
それを悲観することもないけれど
居心地の悪い環境から距離をとり
二人の世界を充実させて毎日を過ごす。
「起きることにはすべて理由がある」
とたびたび言葉にする二人。
ふたりはいつも一緒に
起きたものごとを思慮深く受け止める。
そして行動していく。
二人が触れていく世界がどんどん
明るくなって幸せを引き込んでくる。
個性的だけれど、どこか不完全燃焼に
生きている大人たちをも取り込んで
自然と変化させて素敵にしてく。
久しぶりに、安心してみられて
そして明るい気持ちになる映画だった。
また見たいな。
ファッションもとても良かった。
映画を見終わった後に
調べてみたら、原作は童話だった。
絵本も読んでみたい。
